ついにやってきました決勝戦!時間も日本時間3:00と泣かせてくれました!
 試合は序盤いきなりフランスPK!これをジダンがチョップキックで決め、フランス先制です。あれ全然触ってなかったのですが、やはりマテラッツィだからでしょうか。ところがそのすぐ後、コーナーキックからマテラッツィがヘッドをたたき込む!イタリアが同点に追いつきます。
 試合はややイタリアが優勢だったものの、フランスもきっちりカウンターでイタリアゴールを脅かします。しかし、お互いの守備を崩せずまたもや延長に。
 個人的には延長近辺の両チームの交代は疑問符がつきました。イタリアはあの場面ならデルピエロではなくてインザーギじゃないかと感じました。ゴールには結びつきませんでしたが、何度かフランスDFの裏をとりかけましたしね。やはり裏をとるならインザーギじゃないかと。
 フランスはフランスで攻撃メンバーでは一番活躍していたように見えたリベリーに代えてトレゼゲを投入。その後アンリも代えているので、リベリーになるのでしょうが代える必要があったのかは個人的には疑問でした。
 そして延長後半、レッドカード!誰?ジダン!?(問題のシーン放映中…)…すごく…頭突きです…。ルーニーと違って偉かったところは延長後半でやらかしたので、大勢にはあまり影響がなかったことでしょうか。ただルーニーは世間的にはまだ未熟と見られる年齢ですが、ジダンはいい大人。人種差別的発言じゃないかとか言われていますが、マテラッツィはああ見えて、頭は悪くないようなのでそんな馬鹿はやってないような気はします。そんな発言してたら今後の自分のサッカー人生が危うくなりますし。
 試合は結局PK戦に。今までと違いキーパーが全く止めませんでしたが、トレゼゲが外しイタリア優勝!PKは誰かが絶対に外すものなので、トレゼゲどうこうはありませんがリベリーを代えたことが結果的に裏目に。逆にイタリアの方はデルピエロがきっちり決めました。デルピエロ、PKうまいですしね。個人的にはマテラッツィ、デ・ロッシというDQN赤紙コンビが完璧なPKを披露したことが、妙に印象に残りました(笑)
 色々ありましたが、決勝にふさわしくお互いの持ち味が存分にでた試合だとは思いました。で誰が今大会のMVPかと思っていました。ザンブロッタかグロッソにあげたかったのですが、多分選ばれないだろうなとか(笑)で…MVPはジ ダ ン
 いや〜まさかここでFIFAが空気を読んでくるとは!(笑)確かに色んな意味でMVPですしNe!w
 頑張ったよ!二日連続で4時起床!
 本当は昨日も書く予定だったものの、パソが書いてる途中で落ちて書く気をなくしたりしましたが、準決勝についてでも。

イタリア−ドイツ
 この試合も本当に白熱しました。イタリアやや優勢でしたが、結局点が奪えないまま、延長に。このまま終了かと思われた延長後半終了間際、グロッソが見事なシュートを決めイタリアが劇的勝利を収めました。あまり評判がよくないながらも、ここまで来たドイツですがついに力尽きました。今大会のイタリアですが、両サイドバックの活躍が目に付きます。元々ザンブロッタは評価の高い選手ですが、グロッソもよく活躍していると思います。いつもと違いあまり活躍できていないFWですが、両サイドバックは今大会一ですね。イタリアの攻勢を支える、なくてはならないパーツだと思っています。ドイツはせっかく長身の選手をそろえているのだから、もう少しサイドからごり押し、しても良かったのではないかと感じました。まぁやりたくても、できなかったのかも知れませんが。

フランス−ポルトガル
 なんとフランスが勝っちゃいました。割りと早い時間にフランスがPKで得点したため、攻めるポルトガルに守るフランスといった感じになりました。あのPKは少し可哀想だと思いましたけどね。ポルトガルは前試合でもそうでしたが、ゴール前を固められたらイマイチ攻め手を欠きました。今回はデコがいた分少しはマシでしたが、結局のところフランスの守備を崩すには至りませんでした。フランスが決勝までいくとは正直びっくりでしたねぇ。前回クジに恵まれて決勝進出したドイツでしたが、今回はフランスと言ったところでしょうか。グループG、Hの両グループはかなり恵まれていたとは思います。
 中田が引退するみたいですねぇ…。日本サッカーの一つの時代が終わったなという印象です。寿命が短いスポーツ選手とはいえ、20代で選手生活を終えるとは思いもしませんでした。
 次回のワールドカップのメンバーにいるんじゃないか、と思っていたのですがこれでその可能性は完全になくなりました。今のところは寂しい気持ちでいっぱいですね。とりあえず今までありがとうと言いたいです。


 ちなみにひっそり末吉北九州市長が引退を表明しました。こちらはや っ と 引 退 かという感じです。同じ引退でも全然違いますね(笑)
 準々決勝のことでも。

ドイツ−アルゼンチン
 準々決勝の大一番の試合でした。試合はまさに死闘。アルゼンチン−メキシコ戦と違うところは、中盤でのつぶし合いがすごかったところですね。お互いに中盤でつぶし合い、ほとんど形をつくれませんでした。本当に力が入った試合だったと思います。試合はセットプレイで得点したアルゼンチンが逃げ切りを計ったのですが、クローゼが得点!ドイツが同点に追いつきます。その後両チーム得点を奪えず、PK戦に。レーマンの読みが冴え、ドイツが勝利しました。いやーほんと最後まで分からない試合でした。個人的には逃げ切りを計り、リケルメを代えたことが失敗だったかなと思っています。気持ちは分かるんですけどね。

イタリア−ウクライナ
 今大会は充実しているイタリアがきっちり勝ちました。ウクライナも見せ場は作ったようですが、及びませんでした。ウクライナもセンセーションを起こすには至りませんでした。シェフチェンコもそこまで活躍できなかったですしね。

ポルトガル−イングランド
 試合はルーニーが退場になり、攻めるポルトガル、守るイングランドという図式ができあがります。それまではほぼ五分だったのですが。ポルトガルは攻め込むものの、守りに入ったイングランドを崩せずじりじり時間だけが過ぎていきました。イングランドも時折カウンターを交え、かなり頑張っていたと思います。試合は結局PK戦に。ポルトガルキーパー、リカルドがレーマン以上の冴えを見せポルトガルが勝利しました。PK戦の不思議というか、なぜかチームのエースが外すんですよね。このPKもイングランドのエース、ランパードとジェラードが揃って外しました。イングランドは負ける時にいい試合をするってどこかで見ましたが、まさにこの試合もそのような感じだったと思います。ルーニー退場後はベストを尽くしていたように見えました。ただやはりFWの人選は間違えましたね。このような試合の最後に投入できるFWがいなかったため、結局守ることしかできませんでしたし。PK戦狙いも戦術の一つですが、運任せに近いPK戦よりは、試合で決着をつけることを目指すべきだったと思います。

フランス−ブラジル
 ブラジルがここで消えました。まぁ今回は優勝はないと思っていましたが、ここで消えましたね。フランスの勝因としては、ベテラン組の奮起ですね。ジダンを筆頭によく頑張ったと思います。ブラジルはチームとして、最後までまとまりが無かったように感じられました。今回イマイチだったロナウジーニョですが、見た感じやや遠慮していたようでした。普段ならドリブルで仕掛けそうな場面で、パスを選択していたように見えました。注目されていなかった前回のほうがノビノビとプレイしていましたね。やはりセレソンの重圧はすごかったのでしょう。この試合はフォーメーションを変えてきましたが、ワールドカップ中にフォメを代えるようなチームはよく負けます。最後までスタメンで悩んでいたブラジルは負けるべくして、負けたというべきでしょうか。
 自分は世代交代に失敗したチームは負ける、という認識を持っていて、サイドバックの世代交代に失敗したブラジルが負けるのは予想通りでしたが、もっと世代交代に失敗しているフランスに負けるという辺りがなんとも言えませんでした(笑)
 試合が少し空いたので、日記も書くのをさぼってましたがトーナメント一回戦最終日のことでも。

ブラジル−ガーナ
 ラインを高く設定し、ボール支配率を高める作戦にでたガーナでしたが、ロナウドに見事に裏をとられ先制を許してしまいました。しかし、ガーナは目論見どおりボールをよく支配し、ブラジルゴールを幾度となくおびやかしました。本当に惜しかったです。しかし、前半終了直前アドリアーノの得点を許してしまいます。あれ、完全にオフサイドだったのですが、線審が追いついていなかったらしく、得点になってしまいました。あれが無ければまだ分からなかったのですが・・・。後半もチャンスを作るガーナでしたが、最後の正確性を欠き、ギャンも退場では勝ち目はありませんでした。なんというかブラジルがそつなく勝った感じですねぇ。ガーナは良いサッカーをしていたのですが、フィニッシュが酷すぎましたね。しかし、やはりブラジルの守備は見ていてあぶなかっかしい。ガーナにもう少し決定力があったら、3点くらい取られていても不思議はありませんでした。ロナウドがやや復調気味といっても、優勝まではきびしい気がします。

フランス−スペイン
 ス ペ イ ン や っ ち ゃ い ま し た。現在のチームだと、スペインが実力的に上だったはずです。しかし、フランスの前に苦杯をなめることになりました。まぁいつも通りと言えばいつも通りなわけですが(笑)マスコミも無敵艦隊とかネタふりやってたしな〜(笑)今年もスペインは優勝候補で幕を閉じましたチャンチャン
 さてまたトーナメントのことでも。

イタリア−オーストラリア
 イタリアは3トップと、ややシステムを変えて臨んできました。前半やや優勢だったものの、あまりうまくいっているようにも見えませんでした。後半、機能していたようには見えなかったジラルディーノを変えてきたことは理解できます。しかし・・・いきなりマテラッツィがレッド一発退場!ややきびしい判定でしたが、日頃の行いも影響しているのでしょうか(笑)これで完全にプランが狂ったイタリアはトニも下げ、守りに入ります。さすがにカテナチオでならした国、安定したディフェンスできっちり守ってきました。しかし点を取らないと勝てないということで、トッティも投入!少し流れを引き戻すことに成功します。しかし、誰もが延長に入ると思っていた後半終了間際、ペナルティエリアでころんでPKを奪取することに成功!まさに起死回生、キッカーはトッティ!きっちり決めてタイムアップ!イタリアが劇的勝利を上げました。PKの判定は物議をかもすところですが、全体的にこの主審は判定がきびしかったことを考えれば、ある意味妥当な判定です。足がかかっているようには見えませんでしたが、進路妨害はしてましたしね。オーストラリアは、10人のイタリア相手に点が取れなかったツケが最後にきた感じです。イタリアはイアキンタ投入は完全に失敗に見えましたが、最後のトッティのPKはお見事!でした。

ウクライナ−スイス
 堅守のスイスが相変わらず点を許しませんでしたが、点もとれずPK戦で敗れました。これでスイスは無失点で敗退ということに(笑)先のオーストラリアもそうですが、やはり点を取らなければ勝てないという当たり前のことを再認識させてくれましたね。
 さてトーナメント2日目のことについてでも。

イングランド−エクアドル
 べっかむがてんをとりました。おわり。
 ・・・う〜ん両チームとも特に得点のにおいがしなかったというか。攻めあぐねるエクアドルに電柱縦ポンのイングランドと言った感じでした。本来イングランドはサイド攻撃が得意なのですが、昨日はそれも影をひそめ、ひたすらルーニーに縦パスしてましたねぇ。まぁクラウチだろうがルーニーだろうが、やるサッカーに大差はないということでしょうか。

ポルトガル−オランダ
 こちらも屈指の好カード・・・でしたがすごく荒れたようです。放送がなかったので、内容は分かりませんがカードが乱舞してます。試合自体は先制したポルトガルがそのまま守りきったようです。ポルトガルは次戦がなかなかきついですねぇ。
 さていよいよ、ワールドカップも決勝トーナメント戦になりました。昨日行われた2試合でも。

ドイツ−スウェーデン
 楽に勝ち進んだドイツと割と苦しんだスウェーデンの戦いとなりました。試合は序盤にいきなりクローゼの活躍により、ドイツが2点を先制(得点はポドルスキー)。スウェーデンはいきなり苦境にたたされました。その後なんとDFがイエロー二枚で退 場。これで勝負ありました。その後PKを奪取するスウェーデンでしたが、ラーションがこれを外し無得点に抑えられました。ドイツはその後攻めあぐねたものの、手堅く守りきり勝利しました。この試合は序盤のクローゼが全てですね。前回フロックの臭いがした時と違い、今回のクローゼは確かな実力をつけてきていると痛感しました。

アルゼンチン−メキシコ
 好カードで、良い勝負が期待されたカードです。試合は序盤いきなりセットプレイからメキシコ先制!しかし、その直後アルゼンチンもセットプレイから得点!両雄合い譲らずの展開となりました。お互いに攻撃的スタイルで、攻守が激しくいれかわる展開となりました。内容的にはほぼ五分。両者攻めては跳ね返され、攻められては跳ね返すということを幾度となく繰り返しました。結局その後は点が入らず、延長戦に。延長前半、マキシ・ロドリゲスの個人技でアルゼンチンが得点!この得点を守りきり、アルゼンチンが勝利しました。あの得点は相手を褒めるしかなく、メキシコも本当によく戦ったと思います。決勝トーナメントにふさわしい、好ゲームでした。・・・無茶苦茶眠たくて、いつ寝るか分からない状況でしたが、最後まで見ました(笑)

 それにしても、ポルトガル−オランダを放送しない放送局たちには○ねといいたい。録画してあとからみたいんじゃ〜〜〜!!
 グループリーグが終わり、トーナメント出場チームが決まりました。では残りの試合の寸評でも。

スイス−トーゴ
 スイスが手堅く勝利。なんというか、実に手堅い戦い方でした。

ウクライナ−サウジ
 スペイン戦での大敗の鬱憤を晴らすかのような、虐殺を見せました。サウジはここで頑張ればチャンスがあったのですが。

スペイン−チュニジア
 スペインが無難に勝利。まさに無難。

ドイツ−エクアドル
 A組トップを争う戦い。2位だとイングランドと戦う可能性が高いので、1位抜けは意味があったのですがドイツが完勝。・・・他のチームが弱すぎただけなのかな〜・・・。

ポーランド−コスタリカ
 前回と同様、最終戦のみ勝利したポーランド。変なスタイルを固めつつあります(笑)

イングランド−スウェーデン
 こちらは2位がドイツと当たることが確定しており、割と重要な戦いとなりました。これ下手にドイツが2位だとイングランドはワザと負けることを危惧していたのですが、それはなくなり一安心。結果はドロー。イングランドが押していたらしいのですが、スウェーデンも粘りました。しかし、どちらもトリダードトバゴにはなかなか点が取れないのに、この試合だと点が入るんですね(笑)

パラグアイ−トリニダードトバゴ
 どうでも(ry。とりあえずパラグアイ勝利。さすがにトリニダードトバゴには勝てますねぇ。

アルゼンチン−オランダ
 お互いに点がとれるチームだったのですが、結果はスコアレスドロー。どちらも進出が決まっているために、メンバーを落としてやや流し気味の試合でしたが、お互いに点がとれませんでした。両雄合い譲らずでしたねぇ。

コートジボアール−セルビアモンテネグロ
 コートジボアール勝利。互いに敗退は決まってましたが、コートジボアールが最後に勝ち点をゲットしました。

ポルトガル−メキシコ
 ポルトガル勝利。メキシコは負けるもなんとか、トーナメントに進出しました。ポルトガル充実してますねぇ。メキシコは選手層の厚さがやや足りないでしょうか。ベストメンバーでないとつらいですね。

イラン−アンゴラ
 アンゴラは勝てば進出の可能性があったのですが、イランと引き分けに終わりました。

イタリア−チェコ
 チェコは負けると敗退が決まるのですが、退場者を出しジエンド。ネドベドが奮闘するも、イタリアの守備をこじあけるには至りませんでした。イタリア完勝です。

ガーナ−アメリカ
 ガーナが勝利しました。ガーナはアフリカ勢らしく、不安定なところはありますが、調子にのると怖い存在ですねぇ。

オーストラリア−クロアチア
 クロアチアは勝つしかなかった試合ですが、オーストラリアの粘りに屈し、ドローに終わりました。やはり勝つしかないというのは、かなりのプレッシャーですねぇ。

スイス−韓国
 お互いに負けると敗退が濃厚なため、最後の大一番でしたがスイスが勝利しました。韓国は粘りもおよばず力つきてしまいました。個人的には今回の韓国は決してチームとしては、よい状態ではなかったと思います。それがここまで頑張れたのはひとえにメンタリティだと個人的には感じています。

フランス−トーゴ
 点がとれないフランスでしたが、さすがにここは完勝しました。2点差つけてなので、スイス−韓国が引き分けでも自力突破してたのはさすがですね。

スペイン−サウジ
 サウジは一応進出の可能性はありましたが、スペインがしっかり勝利しました。しかし、無敵艦隊のフレーズはむしろ不安をあおるんですがねぇ(笑)

ウクライナ−チュニジア
 基本的に勝った方が進出という大事な戦いでしたが、ウクライナが勝利しました。ウクライナも初戦の大敗からよく立て直したと思います。

 さて予想の結果も見てみたいと思います。
グループA
 一位ドイツ      ○
 二位ポーランド    ×
 一位は当たって当然ですが、二位は完全に外しましたね。

グループB
 一位スウェーデン   ×
 二位パラグアイ    ×
 初戦パラグアイが引き分けてくれていれば、可能性はあったのですが残念ながら外しました。

グループC
 一位アルゼンチン   ○
 二位コートジボアール ×
 コートジボアールは期待通り良いチームでしたが、オランダがこけることが無かったことが予想外でした。

グループD
 一位ポルトガル    ○
 二位メキシコ     ○
ここは簡単でした。

グループE
 一位イタリア     ○
 二位チェコ      ×
 ガーナが思ったより、実力を発揮してきましたね。チェコはコラーの離脱が地味に痛かったですね。

グループF
 一位ブラジル     ○
 二位日本       ×
 残念無念・・・

グループG
 一位スイス      ○
 二位フランス     ○
 ここの完全的中はなかなかうれしいですね。

グループH
 一位スペイン     ○
 二位ウクライナ    ○
 ここも予想は簡単でした。

 結果・・・10勝6敗。まぁこんなものでしょうか。正直ここでそんなに当たるよりも競馬で当たって欲しいし(笑)
 
 ・・・はぁ。いや、二点差つけて勝たなければいけない時点で、リスクを負って攻めなければいけないのは分かるんですよ。ただ、点を取られた後の集中力の切れ方が酷すぎますね。オーストラリア戦で見せた悪い点がそのまま出た感じです。ここまでメンタル面がだめだったとは、正直思いませんでした。
 ブラジルが相手なのですから、すべてを出し切っていくしかないのに、失点で気落ちしてたら話にならないわけですよ。すべてを出し切っても負けたかも知れませんが、この試合は萎える選手をみてこちらが萎えてしまいました。今回のワールドカップはこれで終わりだと思うと寂しい気持ちでいっぱいですね・・・
 ブラジルが予想以上に本気メンバーってのもきつかったのですが、やはりせめて気持ちは見せて欲しかったと思います。
 さて、また寸評でも。

エクアドル−コスタリカ
 予選落ちと予想していた、エクアドルですがよいパフォーマンスを発揮し、早々にグルーブリーグ突破を決めました。高地限定とあなどってました、ごめんなさい。

イングランド−トリニダード・トバゴ
 相変わらず点が奪えないイングランドでしたが、終了間際になんとか得点し、グループリーグ突破を決めました。点こそ決めたクラウチですが、元々本来ストライカーでもないだけあって、日本のFWとも争えそうな決定力はある意味すごいですねぇ(笑)

スウェーデン−パラグアイ
 前戦同様、なかなか点が奪えず苦戦したスウェーデンですが、こちらも終了間際に得点し、グループリーグ突破を近づけました。まぁパラグアイは元々堅守のチームなので、早々点はとれないのですがスウェーデンが頑張ったと思います。

アルゼンチン−セルビアモンテネグロ
 アルゼンチン 圧 勝。ちょっと調子が良すぎましたね。しかし、リケルメはいい働きしてますねぇ。スーパープレイというのはないのですが、チームの歯車の中心としてなくてはならない存在に感じました。

オランダ−コートジボアール
 コートジボアールはいいパフォーマンスを見せたのですが、一歩及びませんでした。オランダ相手に五分以上の試合を演じたところは、素直にすごいと思います。ただ入ったグループが悪すぎたといったところでしょうか。ここで姿を消すには惜しいチームでした。

ポルトガル−イラン
 序盤はやや苦しみましたが、ポルトガルが勝ちグループ勝ち抜けました。順当なところですね。

メキシコ−アンゴラ
 アンゴラが踏ん張り、なんとか引き分けました。やはりワールドカップに簡単な試合はないということでしょう。

イタリア−アメリカ
 退場が3人もでるという荒れた試合でしたが、アメリカがなんとか守り抜きました。アメリカはぎりぎりグループリーグ突破の可能性を残しました。

ガーナ−チェコ
 ガーナが良いパフォーマンスを発揮し、チェコを倒しました。タレントはなかなかいるので、かみ合えば爆発力はありますねぇ。この戦いが続けられれば、予選突破も見えてくるのですが。

ブラジル−オーストラリア
 ブラジルが少し苦しみましたが、順当に勝ちました。ブラジルがもう一点取ってくれれば、多少日本の勝ち抜け確率が上がったのですが、そうもいきませんでしたね。

韓国−フランス
 韓国が踏ん張り、ドローに持ち込みました。ただ、韓国はまだ安心できないんですよね。スイス−トーゴ戦の結果にもよりますが、スイスが勝った場合、最終戦に負けると韓国はグループリーグ落ちが濃厚になります。グループCはあっさり決まりましたが、代わりにここは最後まで分からない気がします。

しかし、今回はあまり波乱の試合はないですねぇ。
 ・・・う〜ん、可能性だけは残りました。可能性だけは。ブラジル−オーストラリア戦にも大きく左右されますが、どちらにしろブラジルに勝たないと可能性はなくなりました。さて試合の寸評でも。
 前半、ややクロアチアペースながらほぼ五分に近い内容でしたが、宮本がやってしまってPKに!まさに祈る気持ちでしたが、川口が止める!まさにスーパーセーブでしたね〜。そしてこのまま前半を終了。
 今までのジーコから考えるとメンバーはそのままだと思っていたのですが、なんと稲本を入れてきました。後半開始早々、ドリブルで抜かれ後ろからファールという最悪なことをやってしまいましたが、その後は無難につとめたと思います。少し簡単に抜かれるシーンもありましたが、結構きっちりボールを奪っていたと思います。後半はやや日本がペースをつくり、惜しいシーンも作りました。柳沢のシーンはホント〜に惜しかった・・・。
 後半も途中からお互いバテバテになり、泥仕合に。DFの足がとまりだしたため、ピンチもあったのですが相手もバテており、なんとか抑えました。日本はコーナーキックから中澤が落とし、大黒が詰めていたのですが、なにかよく分からないプレーでチャンスをものにできませんでした。あれどうするつもりだったのか、未だに分かりません。足か頭かで悩んだのだろうか・・・。
 結局試合は引き分けに終わりました。どちらも最後は勝つしかなくなりました。ブラジルと当たらないだけ、クロアチアの方がマシではありますが。
 最大の功労者は文句なく、川口ですね。あと両サイドの二人も攻撃面ではかなり功績がありました。中村も病み上がりを感じさせず、及第点だったと思います。中田は凡ミスもありましたが、攻守に渡り献身的に動いていました。福西も体をはって相手を止めていましたね。中澤もワールドカップ本戦では無難に頑張っています。
 ・・・あとのメンバーは酷かったですねぇ。宮本は今日はかなり酷くピンチを作りだしていました。小笠原は完璧にねらわれており、フリーでボールをもらった時も特になにも出来ませんでした。両FWはホントだめですねぇ・・・。柳沢はチャンスは外すは、キープはできないわ散々でした。高原も途中から完全に消えてましたね。
 点が欲しいということで、4-4-2に変えてきたジーコ監督。結果はスコアレスドローというあたり、現実はうまくいかないとつくづく思います(笑)それにしても、4-4-2をやるとホント松井が欲しかったとつくづく感じました。やはり小笠原じゃな〜・・・。
 さて寸評その2でも。

チェコ−アメリカ
 アメリカがもう少し、健闘するかと思ったのですが、差がはっきりでました。チェコが老練な試合運びで完勝でしたね。やはりアメリカはまだサッカーは熟成されていないようですねぇ。まぁただ今のスタイルだとおのずと限界につきあたることも、約束されてはいたのですが。

イタリア−ガーナ
 こちらも力の差がでた試合となりました。イタリアの地力勝ちですね。イタリア対チェコがなかなか熱い戦いになりそうです。

ブラジル−クロアチア
 FW2人がパッとしなかったものの、ブラジルが勝ちました。クロアチアが健闘したと見るか、ブラジルがパッとしなかったと見るかですねぇ。ただ現状のロナウドを見るに、ブラジルがパッとしなかったように感じます。

フランス−スイス
 またもや引き分けに終わりました。この2チーム予選でも2引き分けなので、3連続ですね。予選時から言われていましたが、フランスの得点力不足は深刻ですねぇ。まぁスイスも点は取れていないわけですが。

韓国−トーゴ
 韓国が逆転勝ちしました。日本よりメンタル面は強く感じますねぇ。その点はうらやましいです。ただトーゴが退場者を出すまでは苦戦しており、チーム状況がいいわけではないようです。韓国にとっては、フランスとスイスが引き分けたのは少し痛いですね。

スペイン−ウクライナ
 予想に反し、スペインが圧勝しました。スペイン、調子がよさそうですねぇ〜。ただ、スペインのことなので、いつどこでコケルかまだまだ分からない気はします(笑)

サウジ−チュニジア
 点を取り合い、引き分けに終わりました。両チームともにイタイ引き分けかな〜。特にウクライナが完膚なきまでに叩かれたので、なおさら痛いですね。

ドイツ−ポーランド
 ドイツがなんとか勝ちました。う〜んドイツはなんとも微妙な感じですねぇ。とりあえず予選抜けはほぼ確定ですね。しかし、ポーランドってば・・・。

 とりあえず、試合が終わったとこは全て書きました。
 正直なにもやる気が起きないのですが、やり始めた手前書いてみます。
 敗因ですが、いくつかあると思います。

1.坪井の退場
 坪井がいる間はわりと安定していたのですが、茂庭が入ってから少し落ち着きがなくなりました。

2.1失点後
 1失点後、完全に浮き足だってしまいました。こういう修羅場は経験したはずなんですけどね〜・・・

3.交代
 明らかに疲れて見えた、中村ではなく柳沢を変えてしまいました。気持ちは分かりますが、代えるなら中村だったと思います。

4.交代その2
 大黒を入れるなら同点後すぐにですね。逆転されてからでは遅すぎます。

5.後半のチャンスに点がとれなかった
 これが一番の要因でしょうね。後半は日本ペースでチャンスも多かったのですが、そこで点が取れなかったことが痛すぎました。

 前半はほぼ五分の内容ながら、ラッキーな点が入りました。後半は明らかに日本ペースでした。普通なら勝たなければいけない試合でした。ちなみに1失点は川口の責任ですが、危ないフリーキック(茂庭が与えてしまった)を止めており、トントンだと思います。

 次は勝つしかなくなりました。まさに背水の陣。祈る気持ちです・・・
 予想で力を使い果たして、少し放置してますた。試合はそれなりに見ているので、そのことについて。

ドイツ−コスタリカ
 ドイツの強さと弱さ、両方が出た試合ですね。試合を支配し、4得点は申し分ありません。その反面、試合を支配していながらの2失点は今後に不安が残りました。ただ、自分的にはこの試合でドイツの評価はやや上がりました。得点力はあなどれませんね。

ポーランド−エクアドル
 ポーランド弱!エクアドルに完敗ですか〜。このグループの2位争いは混沌としてきましたねぇ。

イングランド−パラグアイ
 ベッカムのフリーキックの得点を守りきり、イングランド勝利。良く守りきった!感動した!まるでギリシアのような試合運びでした。・・・優勝候補?

スウェーデン−トリニダードトバゴ
 一方的な展開でしたが、トリニダードトバゴが必死に守りきり、ドローに持ち込むことに成功しました。スウェーデン、ブラジルとやらせてもいい試合はすると思うのですが、こういうところで点が取れないあたりに、強豪国になれない理由があるのだと思いました。

アルゼンチン−コートジボアール
 アルゼンチンが貫禄を見せ、なんとか勝利。ドログバが意地を見せたものの、一歩及びませんでした。しかし、コートジボアールが確かな実力があることを証明したので、今後が楽しみです。

オランダ−セルビアモンテネグロ
 オランダやや優勢のうちに、ロッベンが得点。後半はセルビアモンテネグロも徐々にペースをつかみ出すものの、及ばずオランダが勝利しました。オランダがロッベンしか目立ってなかったのが、気になりますが好ゲームだったと思います。

メキシコ−イラン
 序盤からお互いが攻勢にでる、激しい展開に。結果は決定力に勝るメキシコの勝利になりました。イランも頑張っていましたが、メキシコには及びませんでしたね。

ポルトガル−アンゴラ
 ポルトガル順当に勝利。試合は見ていないので、なんとも言えませんが結果自体は順当といえます。

 今日は日本戦!仕事が手につかないなこりゃ。
 さていよいよグループHまできました。ついでに開催も今夜です。まぁ強引に間に合わせました(笑)
 しかしこうやって全グループ見てみると、つくづくGとHは恵まれているなと(笑)G、Hともに強豪と言えるような国はなく(あえて言うならスペインか)、グループを抜けてトーナメント一回戦まで、あまり強いところとはあたりません。前回大会はドイツがクジ運に恵まれていた感があり決勝まで行ったのですが、今大会はどうなるんでしょうねぇ。
 まずはスペイン。『永遠の優勝候補』と言われているとおり、スペイン国民ですら優勝は期待していません(笑)確かに良い選手も多く、強いことは強いのですが毎度決め手に欠けます。・・・似たようなチームがありますねぇ、そうイングランドとか。この2チーム、基本フォーメーションがほぼ同じです。4-4-2で、中盤がフラットタイプですね。スペインは中央のMFがやや引き気味でタイプも違うのですが、それ以外は同じです。まぁ監督等によって変わったりしますが、このフォーメーションを好んで使います。個人的には勝ちきれない2チームがこのフォーメーションを使っているあたり、フォーメーションもイマイチなんじゃないかと思っています。まぁもちろん選手自体も中途半端な感があるというのも、ありますが。イングランドもスペインも優等生的選手は多いのですが、強烈な個性をみせる選手はあまりいないと思っています。やはり優勝するチームともなると、個性が必要でしょう。
 次にウクライナ。当然エースはシェフチェンコです。もちろん他の選手も力はあるのですが、シェフチェンコ抜きで考えると、そこいらの中堅チームで終わる感があります。躍進するためには、シェフチェンコの爆発は必要となるでしょう。
 次にサウジ。その時々によってかなり実力が代わるため、イマイチ難しい国です。前回は大量失点で予選落ちという屈辱を味わいました。予選は1位抜けですが、西アジア大会は不振だったり調子がコロコロ変わります。このままだと、番狂わせが精一杯かも知れません。
 最後にチュニジア。アフリカ諸国のなかでは、比較的安定した実力はもっています。ただ悪く言えば半端、アフリカ勢の魅力である得体の知れなさもあまり感じません。もう少し意外性が欲しい気がします。
 スペイン、ウクライナがポカをやらかす可能性はあると思うのですが、サウジ、チュニジアがそれに付けこむことも無さそうな気がします。ということで「1位スペイン2位ウクライナ」と予想してみます。
 ふぅ〜なんとか予想は終わりました。やれやれ。
 グループ予想もついにGまで来ました。結構たいへんだったな(笑)
 さてこのグループはCやEと違う意味で激戦になってます。全体的にそこそこのチームが集まったため、激戦なわけですね。
 まずはフランス。引退したジダンが復帰したり、とても順調とはいかなかったヨーロッパ予選。そのため評価も今ひとつです。ただ、ジダンが復帰したことにより、チームとしては戦いやすくなったのは事実でしょう。今までジダン中心だったのが、引退したため結局チームとして機能させることができなかったわけですが、復帰したことにより機能はさせられるようになったと思います。ただし、ジダン自体はピークは過ぎており、以前のように頼れる存在ではなくなっています。世代交代自体は完全に失敗していますが、ベテラン組が最後の一花を咲かせることができるでしょうか。
 次にスイス。ヨーロッパ予選でフランスと激戦を繰り広げたのですが、また同じ組になってしまいました。若手が着々と力を付けており、ピークは次回大会と言われていますが、今大会もあなどれない力はあると思います。
 次に韓国。前回大会は色々ありましたが、一つに地元観客の熱狂的応援というものがありました。あれは日本が見習いたかった部分ですが、今回はそれがありません。あのある意味異様ともいえる熱気がチームを後押ししていたことを考えると、今回大会は割り引いて考える必要があるでしょう。
 最後にトーゴ。ぶっちゃけ良く分かりません。ただ、アフリカ選手権のしょぼい成績を考えると、あまり強くはないのでしょう。
 なかなか予想は頭を悩ませます。一番分からないのが韓国です。フランスに勝つかもしれませんが、トーゴに負ける可能性があるのもここくらいだと思っています。グループ的にトーゴ戦を落としたところが予選落ちだと考えると・・・一位スイス!二位フランス!と予想してみます。多分このグループだとスイスがもっとも手堅い戦いをすると見ます。
 さて、ついにグループF!・・・いやこのグループって予想したら、平凡な予想しか出来ないわけですよ。
『1位ブラジル2位日本』て(笑)まぁせっかくなんで各国の所感でも。
 まずは日本!やっているサッカーは「じっくり守ってパスまわし」という他に類を見ないものになっています。弱点は早い展開ですね。個人的には別にカウンターに弱い、というわけではなくあくまで早い展開に弱いと思っています。そのためスタミナ十分の試合序盤にやや弱いです。攻撃は遅攻メインですね。現在の流れに真っ向から逆らっています(笑)ただし、どんなディフェンスもパスをつながれていたら、いつかは崩されます。遅攻は確かに効率は悪いですが1、2点をとるだけなら、十分とれる戦術だと思います。また日本の遅攻は後ろを気にしつつ、じわじわって感じなのでカウンターとかをそれほどもらわない反面、カサにかかった攻撃というのもできません。必勝戦術は遅い展開にもちこんで気づいたら得点、というところでしょうか(笑)日本ディフェンス陣は遅い展開なら、そうそう失点しないので後はじっくり時間をかけてパスを回して、そのうち1点をとれば勝てます。相手に時間を使わせ、自分も時間を使いつつ点を取って逃げ切り、実はそれなりに理にかなっているように感じます。まぁこんなことが出来るのは、組織的でねばり強いディフェンスと、中盤であるていど創造的なパス回しができるからこそなんですけどね。
 次にブラジル。言わずと知れたサッカー王国。常に優勝候補に上げられる国ですね。今回も優勝候補筆頭にあげられています。確かに今回も強いのですが、個人的には両サイドの世代交代に失敗してると思うので、その点が気になります。明らかに全盛期は過ぎている両サイドバックに、常に頼りにならないセンターバックの組み合わせは少々不安が残ります。あと攻撃陣ですが、絶頂期のロナウジーニョは活躍するでしょうが、あとはロナウド次第という気がします。前回大会のようにロナウドが爆発するようなことになれば、ぐっと優勝も近づくでしょう。個人的にはあとの攻撃メンバーは爆発まではしないと思っています。
 次にクロアチア。ワールドカップ三位の実績はありますが強豪、とまではいかない国です。もちろん水準以上の実力は有しているので、日本が予選突破する上での最大のライバルとなるでしょう。初出場だったフランス大会と違い、成長した今の日本なら十分に勝ちうる相手です。
 最後にオーストラリア。サッカー的には新興国ですね。経験ではむしろ日本が勝っています。確かにヨーロッパでプレイする選手が多いのですが、日本の方が格上には違いないでしょう。ただ、必勝できる相手でもなく、勝たなければいけない初戦にあたるというのは、個人的にはイヤな感じです。
 もちろん最大の注目グループですが、予想という意味では面白くないグループですね。
 次はグループG!
 こういう予想はいいものの、外すと自分晒し上げだなと思っているロシュツです。
 今度はグループEについて。このグループはグループCに次いで激戦区となっています。構図としては、イタリアとチェコに挑むアメリカとガーナと言ったところでしょうか。
 まずはイタリア。イタリアは今回、一つのピークだと思っています。DFのネスタ、カンナバーロやMFトッティらが円熟期に入っているからです。特にDFはこの世代の後がイマイチ出てきていない感があります。相変わらずFWは問題がなく、割と全ポジション有力な選手が揃っています。最近は時代遅れの感があるイタリアサッカーですが、徐々に現代風にしてきている効果は表れるでしょうか?
 次にガーナ。戦力的にはアフリカ二番手といった感じです。特にMFが豊富です。ただアフリカ選手権ではパッとせず、安定した力はなさそうです。果たしてワールドカップで実力を出し切ることができるのでしょうか。
 次にアメリカ。サッカー不毛国と言われていましたが、地道に力をつけてきて、今や中堅以上の力は有しています。やるサッカーは実にアメリカ的というか、ラン&ゴーですね。あまり中盤で勝負をせずボールを持ったらサイドからの速攻が最大の持ち味です。型にはまると強い反面、通用しない場合にはどうしようもないところはあります。
 最後にチェコ。最近は強豪と言われていますが、今大会は少しピークが過ぎた感があります。それでもユーロ2004ベスト4の実力は伊達ではなく、今大会もそれなりに高いパフォーマンスは見せてくれるでしょう。
 こうして見ると、ガーナは実力を出し切らないとなかなかきつい感があります。未知の魅力はあるものの、今回は予選落ちと予想します。私の見立てでは、イタリアはアメリカサッカーには強いです。元々守備的なイタリアサッカーはアメリカのような速攻タイプはきっちり守ってくるのではないでしょうか。そうなると選手層の差からイタリア優位と見ます。一番悩むのがチェコとアメリカ。ただチェコDFの身長を考えると、アメリカのサイド攻撃も苦労するのではないかということで、チェコに有利と予想してみます。
 というわけで、グループEは一位イタリア!二位チェコ!と予想してみます。
 いつもより早いペースで書かないと、開催までに間に合わなくて少し焦ってるロシュツです。
 今度はグループDについて。予想としては、一位ポルトガル二位メキシコ、というなんの面白みもない予想です、はい。
 まずはメキシコ。コンフェデは実質、唯一の負けなし(PK負けは基本的に引き分け扱い)チームで、充実ぶりがうかがえます。おそらく予選突破してくると思います。
 次にポルトガル。前回大会は黄金世代といわれた世代が円熟期で、期待されていたのですがまさかの予選落ちに終わりました。その後どうなるかと思われていましたが、ユーロ2004を見る限りむしろ強くなっているように感じました。若手の台頭が著しく、むしろ今大会こそがポルトガルにとっての絶頂期と見てます。
 次にイラン。実力的には予選突破しても不思議はないと思います。ただ、このグループは相手に恵まれていない印象です。今が旬のメキシコ、ポルトガルは少々きつい気がします。グループAなら予選突破と予想してましたね。
 最後にアンゴラ。未知の国ではあるのですが、ちと実力が足りない印象を受けます。予選突破はきびしいのではないでしょうか。
 というわけで、今度はグループE!

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