さて前回書いた展開は外れてしまいました。とはいえ、中々面白い展開だったと思います。
　今回は遠征選抜のテスト内容の回となりました。うーん来月が待ち遠しい引きですね。描写を見るとオッサムは最後意味ありげに書かれた二宮、描写があった香取あたりと組まされそうな感じ。しかし、そうなると香取はともかく二宮とオッサムはどちらが隊長なんだという疑問も。
　アンケートは全部が全部では無いでしょうが、お互いに選んだ人は同チームになりやすい気がします。オッサムは香取を行きたくないとしてますし、香取もオッサムとクガあたりを選んでいそう。これで二宮がオッサムと一緒に行きたいに選んでたら、なんか笑えますが。
　これでBBF2に全隊員アンケート結果とか載ってると買わざるを得ない。
　さてさてチーム分けはどうなるのでしょうねぇ。

　持たざるメガネがB級ランク戦のボスを倒して、盛り上がりましたが現在はB級中位戦にスポットが当てられ玉狛第二が絡まないため、勝敗予想がつきにくいという楽しさはあります。
　というわけで、まずは状況の確認。
　諏訪隊の立場だと、香取が那須さんに突っかかると同時に茜を落としにいくのがベスト。香取vs那須がどうなろうと茜さえ落とせば、2対1の有利となり諏訪隊勝利の確率はかなり高いです。
　次に那須隊。那須さんが追われているので、あまり選択肢はなく那須さんと茜の連携で削っていくしかないと思われます。
　で、スポットが当たっている香取隊。現状ジャクソンの消極案が裏目に出ているように見えますが、実際のところ香取案でジャクソンと共に那須さんに仕掛けると、上にも書いたように諏訪隊は茜を狙うはずです。そうなると、那須さんを無傷で倒せれば良いですが、削られると無傷の諏訪、堤を相手にすることになり、勝利は難しいのではないかと思います。
　ここからの香取隊勝利は難しいように見えますが、実際のところ香取案でもほぼ敗北していたところでしょう。
　で、ラストの意味深のスパイダーですね。諏訪隊の狙いは分かりやすく、香取と那須さんのタイマン待ちです。となると香取の取る手は、那須さんに「仕掛けない」ことになります。香取はもっとも高い位置にいるため、目視はされていないはず。バグワで隠れることは可能だと思います。
　香取はバグワで隠れて、スパイダーばら撒きつつ、諏訪隊の後方に移動が良いのではないかなと。香取がバグワで隠れたら、那須隊は挟撃の優位を生かして諏訪隊にかかるのでは無いでしょうか。那須さんを狙うならバグワする必要が無いので、普通に考えて諏訪隊か茜狙いだと思うはず。
　香取としては、那須隊vs諏訪隊にちょっかい出して、堤、茜辺りを削れればベストではないでしょうか。
　現状もっとも有利なのは諏訪隊ですが、残念ながらメタ視点的に諏訪隊勝利はやはり無いでしょうねぇ…。5chでもほぼ那須隊か香取隊予想で、諏訪隊大穴予想でしたし。

　麻雀漫画というのはすごい懐が深いようで、どこかのサイトによると麻雀漫画の定義は「麻雀牌が出ているもの」になるんだそうな。確かにアカギもしばらく麻雀せずに閻魔退治とかしてたしね…。
　それはともかく咲-Saki-は作中ほぼ麻雀をしている全うな麻雀漫画といえるでしょうか。ジャンルとしてはこちらも極普通の能力バトルもの。特色は麻雀がメジャーな世界での部活動という舞台になるでしょう。むこうぶちを見ているとプロが赤無しでやっていて、バリバリの賭け麻雀とかが赤入りという印象なのですが、咲-Saki-では高校生の全国大会が赤い入りというのは、なんかすごいなぁという印象でした。
　さて今回はなんか始まったらしい団体戦全国決勝についての予想でも。
　まずは先鋒戦。ここは照が何点稼ぐかが焦点でしょう。話のメタ的にも流れ的にも能力的にも１位以外は考えにくいです。照１位、辻垣内２位は多分確定だと思いますが、こうなると地味にきついのは臨海女子。清澄にしろ阿知賀にしろ準決勝は大差の３位ですが、臨海女子は大差の１位。先鋒で点数を稼げなくて一番きついのは臨海女子となります。団体戦はルール的に先鋒が最重要なので、白糸台と臨海女子はエースを持ってきていますが、清澄と阿知賀は共に能力持ちなれど麻雀の腕的には一番下手を持ってきているんですよね。阿知賀は照対策として最も有効な戦術だと思うので妥当ではあるのですが、清澄はぶっちゃけ咲の方が先鋒向けなのですが、そこは主人公がラストじゃないと盛り上がらないという話の都合でしょうか。
　次に次鋒戦。ここは今まで全戦プラスの宥が焦点。宥は能力も強く、麻雀の腕も問題ないという文句無しのポイントゲッター。各チームあまり強いメンバーを置かない次鋒にポイントゲッターを持ってくるあたり阿知賀のオーダーの本気度がうかがえます。キーマンは郝の気がします。能力持ってそうなのに準決でなんの描写も無かったあたり胡散臭い。染谷とシャープシューターさんは読みにくいです。
　中堅戦。主人公サイドの二人が無能力に対し、白糸台と臨海女子の二人は能力持ち。特に臨海女子の雀の能力は強力です。渋谷の能力は個人的には（笑）なのですが、話の流れ的にここは白糸台がある程度稼ぐ気はします。というかここで稼げないと白糸台の展開が準決の焼き直しにしかならない。竹井はきつい気しかしませんが、清澄は先鋒次鋒とあまり稼げる気がしないので中堅の竹井はプラマイゼロ位には持って行くかも。新子は大勝ちもない代わりに大負けも無い印象。話的には渋谷が１位で他三人がちょいマイナくらいかなぁ。
　副将戦。副主人公的な役割の割に全国での活躍が今イチな気がする和が１位とる気がします。他のメンバーも唯一臨海女子メンバーで準決で底を見せたダヴァン。マタンゴ（笑）。準決で力を出し尽くした感のある鷺森と全体的に今イチ。マタンゴ（笑）こと亦野は今イチな能力のうえ、鳴く必要がある能力持ちのくせに守備が下手という救いが無い設定ですが、さすがに準決よりはマシな結果になるかな位でしょうか。
　ラスト大将戦。全員能力持ち且つ強力というさすが大将といった感じ。中でも阿知賀の穏乃は現在判明している能力が、後半になればなるほど相手能力が無効化するという主人公属性の能力持ち。一番割を食いそうなのは臨海女子のネリー。ネリーは詳細は不明ですが、ゲームが始まる前に選んだ局に何か仕込めるらしいということ。準決では後半に集中させており、決勝ではバラけさせるとは言っていたものの、後半に仕込んだものは穏乃に無効化される可能性大です。淡は前半に稼げるだけ稼がないと後半は何もできなくなるでしょう。話的には主人公優勝で幕を閉じるのか、咲よりも主人公ぽい能力の穏乃が勝つのかどうかといったところ。
　競馬にしろ何にしろ予想するのは楽しいです。

　Netflixなんぞ加入しているわけですが、なんとなく名作劇場とか見てみることに。
　…最近のやつらは甘えているよな！
　牧歌的な雰囲気な名作劇場ですが、登場人物たちの環境は結構ハード。最近の登場人物たちの親にかまってもらえないとか、親族が死んでいるとか甘えも良いとこ。

　ハイジ「両親が死んでからスタート」
　
　ネロ、ペリーヌ、トム、アン、ジュディ、セーラ「せやな」

　フローネ「両親は健在だけど、無人島で一年生活しました」

　マーガレット「家族で幸せに暮らせると思ったら、妹が死んで旦那も早死にしました」

　
…と作中の死亡率は結構高め。ふつーに流行り病で簡単に死にます。まぁ時代背景が違うといえばそれまでですが、最近の漫画とかの登場人物って割と甘い環境だよなぁとか思ってしまいました。