細川さん2位にはなると思っていたのですが、あまりにアレだったためか宇都宮さんが2位でしたね~
 ただ、宇都宮さんの得票自体は前回と変わらなかったようなので、単純に細川さんがダメすぎたということでしょうか。
 さてなんか田母神さんが健闘したということになっているようですが、隙間狙いをやっていますし、知名度もそれなりにあると考えたら、この程度の得票は当然といえると思います。
 当たり前のことですが、右寄りの人達というのは存在するわけで、今回分かりやすい右寄り候補の田母神さんが出れば、その人達の票は見込めるでしょう。今まであまりいなかった右寄り票を狙いにいった候補というだけで、少数派なのは間違いなく、首長選では絶対に当選しない候補です。参議院とかだと可能性あると思いますけどね。
 しかし、自民党が警戒する必要があるというのは、その通りだと思います。右寄り候補に一番票を持って行かれるのは、自民党であり、田母神さん系に票を吸われた場合、他の有力候補に負ける可能性は上がります。
 そもそも左の宇都宮さんに負けてるあたり、田母神さんが健闘だなんて全く言えないと思うんですけどね。
 選挙権が無いので、全く関係無いのですが、多少気になったことがあったので。
 とりあえず泡沫候補から。
 宇都宮さん、田母神さんのお二方は、左寄りの人右寄りの人という、少数派に属する人の支持が基盤になっていますので、当選することはありません。
 さて特に首長選で言えることですが、知名度が選挙における重要な要因となっています。今回の都知事選で言えば、知名度一番が舛添さんで、二番が細川さんでしょうか。細川さんは首相経験者ですが、何分結構昔の話なので、若い人への知名度は少し劣るかなと。この二人が単純に選挙も一位、二位になりそうですね。
 さすがに知名度だけで、選挙が決まるわけでは無いと信じたいですので、後は政策等が選ぶポイントとなるわけですが、ここからが本題です。舛添さんはとりあえず置いておいて、細川さんです。細川さんは当初反原発しか言ってなかったように見受けられます。およそ東京都知事と関係のない政策であったにも関わらず、投票では二位につけると思われます。このことから思うのは、単に反原発と叫ぶだけでも一定の票は獲得できるのではないかということ。それだけ原発アレルギーというものが根強いということなのでしょうか。
 知名度だけで、選挙が決まらないのではあれば、反原発という意見はかなり強いのでしょう。反原発派は声が大きく、アレな方も多いように見受けられますが、声が大きくない方も普通に多いということなのですかね。
 話は変わりますが、一人しか当選しない選挙の場合、三位以下が予想される候補については無価値です。当選することはまずありませんので、投票する方の自己満足の世界となっています。今回の選挙ですと、舛添さんか細川さん以外への投票は意味が無いと思います。
 とはいえ、私が東京都民だったとしたら、今回の選挙はスルーするかな…
 さて、エイプリルフールに長嶋さんと松井さんが国民栄誉賞を受賞するというニュースが流れました。一瞬ウソネタかとも思ったのですが、どうやら本当のようです。
 まぁ色々と物議をかもしているようですが、どんな経緯でこの二人になったのか、というものを考えてみました。
 まず第一になぜ二人なのかということ。全く別ジャンルの人が同時受賞したことはありましたが、今回は明らかにセットとして受賞しています。師弟だから?いや師弟なんていくらでもいますし、今後師弟セットで受賞するのかと。と、なると別の意図があったとしか思えません。
 そこで考えつくのが、一人では無理だから、二人セットにしたのではないかということです。
 私個人の考えでは長嶋さんでも成績は野村さん等に劣るのに、という思いはあります。インターネットだけの意見しか見ていませんが、「長嶋さんはまだ分かる」という意見が多いように見受けられます。
 長嶋さんは一人で受賞しても、まぁ分かるという人が多い。では松井さんはどうでしょうか。松井さんに対してはわりと、批判的な意見が見受けられます。松井さんは単独で国民栄誉賞を受賞できるでしょうか。
 ここで話を戻します。なぜ二人セットなのか。それは一人では厳しいから二人セットにしたのではないか。長嶋さんは単独でも受賞できる可能性はあったと思います。松井さんは単独では受賞できないと思います。
 となると… 松井さんの受賞を前提として、受賞させるために長嶋さんをセットにした、ように見受けられます。実際は長嶋さんの方がオマケ扱いではないかということです。
 長嶋さんはなぜ今?という疑問が言われています。対して松井さんは恐らく、引退直後の今しか受賞チャンスはありません。
 政府の人気とりのためという意見も見受けられますが、松井さんに受賞させるためには今しかないと考えれば、単に松井さんに国民栄誉賞を取らせたい勢力があるだけなのではないでしょうか。
 うーん、松井さんのバックの政治力は素晴らしいですね。
 昨日あたりに「コンプガチャ規制」の記事がありました。その後消費者庁から「まだ検討段階」というコメントがなされましたが、どうも規制になりそうな印象を受けます。
 さてとりあえずの疑問として、ガチャ自体は良いのかというより、ガチャ以外をどうするのかというのはあります。実際の課金手段としてガチャ以外も大量にあります。そこら辺の規制に関してどうなるのか興味のあるところです。
 こちらはDeNAだけですが、ベイスターズも気になります。市場は過敏に反応しましたが、結構な利益減になるのではないかと感じるからです。今までの利益からすればベイスターズ保有など余裕だったでしょうが、今回の規制により球団保有が負担になるようなことにならないか気になります。
 ちなみにコンプガチャですが、集金手段としては確かに良いものだなぁとは思います。確率を考えると分かるのですが、仮に10枚でコンプとすると5~6枚は割とすぐに集まると思います。ここからが問題で、ダブりが増えてきてコンプすることが難しくなります。しかし、既にある程度の種類を集めているものだから最後まで、という意識が働きます。結果ドツボにはまると。しかもデジタル処理なもんで、裏でどんな確率操作されているかは運営サイドのみの秘密です。私なんて通常のガチャですら確率を考えてげんなりするタイプなので、コンプガチャなんて見ただけでゾッとしてしまいます。
 ソーシャルゲームも一つの転換期には来たようで、今が一番大事な時期かも知れません。
 日本でも電子書籍は見ることができる端末も増え、電子書籍を扱う業者も増えました。とはいえ、それほど盛り上がっている感じではありません。
 少なくともアマゾンで裁断機が文具の売上一位にくることがあるくらいには、自炊需要はあるようです。となると、供給側にも問題がありそうです。
 供給側の問題としてまず大きいのは、やはり品揃えでしょうか。色々な問題があるようですが、まず見たい本が無いことには話になりません。
 第二に価格。出版社側としては、紙と電子の売り上げの総数が変わらないのであれば、電子の価格をあまり下げるわけにはいかないというのは分かります。とはいえ、現状電子書籍は貸すことも売ることも出来ず、明らかに紙よりユーザーの利便性が劣ります。こんな状態で紙と大差無い価格設定をされたら、買わないのはある意味当然です。
 第三は先ほど言った、利便性。DRMがある以上、使い勝手はかなり悪いです。
 昨年、自炊の森等の業者が問題になりました。この商売自体は個人的には確かにグレーゾーンだとは思います。ただ、貯まった本を電子にして整理したいという欲求は私にも良く分かります。今までは捨てるか売るしか無かったのですが、電子にすれば全く場所をとらずに保管できます。本を裁断するというと印象が悪いようですが、実際は捨てるところを保管すると考えたらむしろ、本が好きだからこそでしょう。
 出版社サイドは自炊代行業者を潰すことだけに必死で、自炊ユーザーを取り込もうとはまるで考えていないように感じます。具体的にどうするかと言えば、今売ってないような本を低価格、DRM無しで販売すること。まぁ今著作権問題等難しい問題がまだクリアされていないようなので、まだそこまでの段階では無いのでしょうが、こういった動きはまるで無いように見えます。
 自炊ユーザーも自分が持っている本が電子書籍で低価格であるならば、わざわざ自炊はしないと思います。買った方が余程早いので。
 違うアプローチをしている方が、赤松健氏。こちらは絶版本を無料で提供し、そのPDFファイルに広告をのせるという、ビジネスモデルをされているようです。まぁただ、元々売れていた漫画はまだしも、売れてなかった漫画についてはほぼ収入にならないと、以前の対談でコメントされてました。
 赤松健氏は絶版本ということで、出版社との折り合いをつけたようですが、現状この出版社と作者の間の著作権の問題が結構大きな問題とのことです。
 つい最近の話題として、ハリー・ポッターシリーズの作者の方は、自分のサイトで電子書籍を売り出したそうです。作者のJ・K・ローリング氏は電子書籍の権利を頑として譲らなかったそうで、自分のサイトで発売することになったようです。まぁもちろん自分のサイトで販売なんていう技は、ベストセラー作家ならではのものでしょう。
 以前アマゾンと日本の出版社の契約交渉に関して
http://blogos.com/article/23880/
このような、記事で出ました。そのうちのアマゾンの要求として
「これまでの全書籍を電子化せよ」
というものがあったそうです。これ、ユーザー側としては是非ともやってもらいたいことですが、出版社側としては、大して売れていない本を苦労して電子化してどれほどの利益があるのか、と考えるかも知れません。
 また続きの内容として、出版社と作者との契約問題も大きいとのことです。
 これらの話を見ますと、作者が自分自身で電子化する ことが良いような気もします。電子書籍自体は紙媒体と違い、素人でも作れるものです。出版社が面倒でやらないなら、作者が自分でやってしまえば良いのではないかと。J・K・ローリング氏のように自分でサイトを立ち上げるわけにはいきませんので、後は売るところさえあればというところでしょうか。
 当然といえば当然ですが、赤松健氏は違法コピーを毛嫌いするあまり、広告モデルを取った感があります。しかし、広告モデルでは無く、低価格路線の方がまだ収入としては大きくなるのでは無いかと個人的には思います。仮に50円の広告無しと無料の広告付きだと、ユーザーはどちらを選ぶかという話です。無料の方が多いにしても、広告収入は一件あたりだと雀の涙ですしね。
 ここのところ二件?ばかり、ソーシャル関係のネタがありました。
 一つ目がドリランド。テレビCMバンバン流していたので、知名度も高いコンテンツだと思われます。事の発端はコンテンツ内で扱われるカードの複製方法が暴露されたこと。これにより、極めて入手しにくいカード等もいくらでも複製できることが知れ渡りました。
 これ自体はまぁ割とありがちとも言えるものなのですが、この事件で桁外れだったのが、ヤフオクなどの売り上げ。ざっと分かっただけでも、数億円以上取引されており、トータルではいくらのお金が動いたのやら、という状態です。最も稼いだ人で数千万円の売り上げがあるとか。
 さて不正手段によってカードを入手して、ヤフオクで売りさばいた方に関しては主に3通りの裁判の可能性があるようです。一つ目が刑事。二つ目がGREEから売り手への民事。三つ目が買い手から売り手への民事。
 一つ目の刑事に関しては警察の腹づもりで決まるわけですが、動かない気もします。そもそも刑事罰に問えるのかもそれなりに微妙なようですし、このくらいのネタだと警察の食いつきも悪いような気も。個人的には是非とも絡んでいただきたいて、カードの当選確率等を裁判で言わなければならないような事態を期待するところです。
 二つ目ですが、ここが一番気になるところでしょうか。GREEいわく「厳格に対処する」ということですが、GREEのいう「厳格」がカード削除と垢BAN程度のことなのかどうなのか、興味のあるところです。裁判に持ち込むとGREEの方にも面倒事が増えるため、会社としてはスルー安定なのでしょうが。
 三つ目は可能性としては一番高いかなと。オクで買ったカードが消されたかは知らないのですが、消されたとしたらその不満は売り手に向かうと思いますしね。
 二件目の事件はアメーバピグ。こちらもテレビCMでおなじみです。15歳以下が事実上使用不可となり、対象者達が暴れまくりました。その暴発っぷりは実にほほえましく、最近は忘れていたインターネットの熱みたいなものを思い出させてくれました。
 それはともかく、こちらは警察が動いたらしいということです。この騒動の後に知ったのですが、アメーバピグは最近子供の事件がちらほら起こっていたようです。それに加えて今かなり敏感な児童の性の問題が絡むとあれば、警察が動いてもなんら不思議はありません。
 そして、この騒動のすぐ後にDeNAとGREEが「健全性向上へ」対応を発表しました。ドリランド騒動自体は課金ガチャの射幸性の強さが話題に上がっていましたが、ソーシャルゲーム自体が出会い系と言われており、アメーバピグの警察介入はとても人ごとではないでしょう。ドリランド騒動の直後ではなく、アメーバピグ騒動の直後というあたり、警察介入を避けたい両社の思いが見えます。 
 ただまぁ、警察を含む公務員というものは、決断こそ遅いものの、一度実行を始めると止まらないので、今更どうこうしても遅い気はいたします。
 最近の話題で気になったのが、国政選挙に出るかもしれないということです。大阪維新の会国政選挙に出ることは何も問題は無いと思います。
 気になるのは、もし他の都道府県でも同様なケースが起こったら、ということです。大阪維新の会は全国に候補者を立てるというようなことも言っているようですが、とりあえずそれはおいておいて、一定数の地域政党がその地域において、国政選挙である程度の議席を獲得したと仮定します。仮にその数が100とかになった場合、ロクな国会運営が出来ないのではないかと思えるからです。
 地域政党の議員は当然、自分の出身地域に関しての政策を推進しようとします。そんな議員が100人もいたら、まとまる意見もまとまらないのではないでしょうか。大阪は大阪都を作れ、宮崎は新幹線通せ、福岡はうんぬん…とかなったら、目も当てられません。
 国政選挙に出るという、考え方自体は理解できますが、みんな同じことをやったら、メチャクチャになる恐れのあるような行動は、行政のトップの人間として、やらないで欲しいものだと思いつつ、ここに筆をおきます。
 なにかニコニコ動画ですごい勢いらしいが大丈夫か
 大丈夫だ 問題ない

 エルシャダイ、今度でるアクションゲームなのですが、話題になっているのはそのPV。個人的には偶然の産物だと思うのですが、見てるとジワジワくるものがあります。特にニコニコ動画でコメント付きで見ると、その面白さが良く分かります。素のまま見るより遙かに面白くなるかなと。そういった意味ではまさにニコニコ動画向きのPVでしょう。
 素材としてはかなり少なく、特に主人公イーノックのセリフは僅かに2個。にも関わらずその驚異の汎用性により、日々MADが作られていっています。
 そもそも公式PVの再生数が140万オーバー。かなり長い間アニメ・ゲーム部門のトップに君臨しています。公式動画がこれほど再生されているのも、なかなか無い気がします。

 これでエルシャダイが売れたりしたら、今後受け狙いのPV作ってくるところも増えたりするんですかね~。さすがにこれだけ話題になれば、売り上げにも貢献しそうな気はします。
 最近、後期高齢者医療制度(以下後期高齢者)の廃止を当面見送るというニュースがあった。あまり騒がれていないみたいだけど、正直廃止とかアホか と思っていたので、個人的には正常な判断だなーと感じた。
 後期高齢者、何かと言ったら一言でいえば「高齢者から医療費をきっちり 負担してもらう」制度だろうか。年金天引きだと取りっぱぐれがないし。きちんと保険料を納めている人に関しては、負担減となる場合もあるようである。ますます高齢化社会がすすみ、保険料とりっぱぐれはきついので、その対策だと思われる。
 廃止のなにが駄目かと言ったら「莫大な予算をかけてまで、将来的な医療費負担対策をしたのに、まだ何の評価も出来ないうちに また莫大な予算をかけて廃止する」ことだ。もうね、どんだけ税金の無駄遣いかと。
 そんなことは一切言わないくせに、ただ盲目的に叩いていた各種マスコミとかホントどんだけ馬鹿かと。制度自体が良いものかはともかく、盲目的廃止すれば良いってものでは全くない。最低限費用効果が出るのかは評価しないと始まらないだろ。
 民主党のマニフェストの中でも、全く評価できないものの一つだったので、このニュース自体は良いニュースだと思った。
 今日衆議院議員選挙が行われたわけですが、事前予想通りかそれ以上の差で民主党が勝ちそうです。事前の予測で少しは揺り戻しが起きるかとも思ったのですが、結局関係無かったようですね。
 1993年自民党が野党になったときは、第一党ではあったのですが、過半数には足りず他の党が連立した結果としてのものでした。民主主義としてはどうかと思える政権交代劇でした。しかし、今回は紛れもなく国民が選択した結果としての政権交代と言えます。
 二大政党制を目指し、導入された小選挙区制ですが、バランスが少し傾くと一気に勢力が変わるということで、今回もかなり劇的に議席数が動きました。
 それにしても私個人としては民主党になったところで、大して今までと変わらないという思いがあります。政権を取るには中道政党にならざるを得ず、自民党も民主党も中道政党には変わりないからです。制度自体も大統領制より個性が出にくい、議会制民主主義ですしね。
 今回の選挙で本当の意味での二大政党制になったというところでしょうか。一党がずっと政権を握るなんて二大政党制のところないですしね。今後はコロコロ政権党が変わることを望みます。安定した政権(笑)なんてものには意味ないと思ってますので。
 自民党の騒動を見ても思いましたが、安定した政権(笑)とかだと本気にならないと思うんですよ。やはり危機がこないと人間本気にはなかなかなりにくいのではないかと。政権がコロコロ変わるようになれば、政治家の気合いも違ってくるのではないでしょうか。あとまぁ単純に利権がらみも多少はマシになるのではないかと。
 最近iPhoneの新型が登場しました。なかなか使い勝手も良さそうで、興味があるのですが、携帯に関する話題で気になったものが。
 なんでも日本の携帯電話はかなり独自な進化をとげているそうで、ガラパゴス化なんて言われているらしいです。私はテンキーでの文字入力が死ぬほど嫌いで、まず携帯でメールを打ったりしないのですが、それに慣れている日本のユーザーは他の入力をなかなか受け付けないらしいとか。
 とはいえ、iPhoneは結構人気を博しており、日本でも結構売れています。他の入力も受け入れられつつあるということなのでしょうか。どう考えても、今の入力よりはタッチパネルの方が良いと思うんですけどね~。
 もうひとつiPhoneが良いと思うのは、iTuneが使えること。日本の携帯は着うたとか、腐った形式となっており、仕組み自体は間違いなくiTuneとかの方が良いです。とはいえ、日本の楽曲の豊富さは当然着うたとかの方が上なので、着うたの優位は動かないんでしょうね…。
 個人的にはiPhoneには頑張って欲しいです。日本の携帯も性能は良いと思うのですが、いらない機能は多いし、不便な点も多いので、もうちょっとなんとかして欲しいという思いがあります。
 今年の2月にJASRACが公正取引委員会から排除措置命令を受けました。JASRACの契約形態の包括契約について、問題があるとしたようです。
 JASRACの言うとおり、確かに悪いことはしていません。ただ悪いことをしていなければ、良いのかというと、そうでもないでしょう。
 最近のニュースで興味があったのは、NTTグループが今期の決算で日本一になるらしいというものです。このニュースで面白かったのは、「儲けすぎ批判が恐い」という内容でした。まぁ行政は出る杭を打ってきますしね。その発足の経緯から他社に対して優越的立場にあるNTTグループですが、グループの70%の利益を出しているドコモでも、シェアは50%近辺で一応ライバル会社というものは存在します。
 JASRACも発足時にすでに優越的立場にあったのは同じですが、現在のシェアが99%以上と事実上の独占企業となっています。公正取引委員会がこの杭を打ってくるのは、ある意味当然な気もします。
 さて包括契約ですが、私もコレは酷いという感想です。何が酷いかって、寝てても金が入ってくるところでしょうか。確かに包括契約は利用者も楽ですが、 JASRACも楽ですよね。利用料を利用毎に徴収する契約だと、契約が増えれば増えるほど、JASRACも管理の手間が増大します。でも包括契約だと契約さえしてしまえば、あとは金が入ってくるかどうかだけで、ほとんど手間がかかりません。
 著作権ヤ○ザなんて言葉を耳にしたことがありますが、適法か違法かってだけで確かにやってることは同じだったりします。
ヤ○ザの場合
 「ショバ代払わないと暴れちゃうよ?」→「金さえ払えばいいんだよ、金さえ払えば」
JASRACの場合
 「契約しないと訴訟しちゃうよ?」→「金さえ(ry」
 まぁJASRACはヤ○ザとは違うので、ムチを見せびらかせた後で、アメも用意してるわけですな。それが包括契約です。確かに利用者にとってもお得なので、これで契約したくなります。JASRACは契約をどんどん増やしても、大して手間も増えずに、黙っていても金が入ってくると。
 …これ酷くね?ヤ○ザでさえ縄張り争いや警察との抗争があるでしょうが、JASRACは事実上の独占なので、営業努力が必要とも特に思えず、契約さえ結ばせてしまえば、何もしなくても金だけ入ってくるというのは、さすがに酷いと個人的には思います。もちろん公正取引委員会の言ってるように、新規参入を阻害するというのもあるでしょう。
 公正取引委員会がどの程度本気なのかは分かりませんが、個人的にはこれは第一弾で、もうちょい叩いてくるんではないかなーと思っています。
 素晴らしいまでにこじれている、補償金問題ですが、BDに対する課金が延びたようです。ここまでもつれると、そう簡単には決着しないかも知れません。
 この前著作権者側のコメントで、「JEITAサイドから強引に幅寄せされた」というような趣旨のコメントがありました。なるほど、自分達が消費者に対して行った幅寄せは綺麗さっぱり忘れているわけですNe!
 因果応報といういうか、なんといいますか著作権者サイドが消費者に対して行ったことを、今度は家電メーカーからそのままやり返されているということに、気づいていないのか気づかないフリをしているのか。
 まぁ著作権者サイドの一人が「三者(著作権者、消費者、家電メーカー)共に損をするという選択肢もあり得る」なんてコメントを発しているあたり、未来は暗いと思わざるを得ませんでした。こんなトップがいる会社とかゾッとする…。
 この先どうなるか分かりませんが、あの醜い争いがどこまでいくのか、興味があるところではあります。
 表に書くつもりだったけど、最近の路線からして裏のみにw
 まぁ別に大したことでもないし。
 ついに麻生太郎が総理大臣となりました。3度目の正直ということでしょうか。住んでいる選挙区の人だったりします。と言っても、強引に選挙区を一緒にされている感があるので、地元の人間という意識はあまりないですけどね。飯塚とかほとんど行かないしな~。
 そういえば、今年の夏の甲子園も飯塚高校が出場しました。飯塚の時代キタコレ。飯塚の人は嬉しいでしょうなーw
 福岡出身の総理大臣は初だそうで。ちらほら有名人はいますが、総理になった人はいなかったのですね~。
 なにしろ前の二人がとっとと辞任しているので、今度はどれだけやれるのか。その点も注目でしょうか。早くもどれだけ保つか?とか言われてたりしますがw内閣人事で少し驚いたのが、石破さんが農水大臣になったこと。良く引き受けたなと。今回の5人の中でぶっちぎりに真面目に見える人ですが、責任感も強いのでしょうか。
 果てさて、今度はどうなりますやら。
 郵政民営化されたわけですが、地味にサービスが低下してきてますねぇ。以前は届いていた郵便物が送り返されてきたり、小為替の手数料が10倍になったり。
 今日は配達記録がなくなるという、ニュースがありました。新サービスは意味がないので、実質的な値上げとなっています。
 まぁ郵政民営化の善し悪しはまだ分からないまでも、少なくとも利用者の立場としては段々使い勝手が悪くなってきているのを感じます。まぁこうなるよな〜・・・。
 ・・・あぁそんな仕組みもあったよね。最近さんざん揉めていたようだけど、とりあえず7月導入になったようで。現在のコピーワンスと比べると、目くそ鼻くそくらいの差でしかないのだけど、著作権者団体とかいうものが、とにかく嫌がっていた。
 おそらく現状で利用者にとって最も良いのが「コピーワンスで私的録音録画補償金(以下補償金)を撤廃」というものだろう。なにしろダビング10がゴミなので、補償金がなくなった方がマシと思われる。しかしJEITAからそんな案が出たわけでもないようなので、JEITAもあくまで自分たちの利益にそって行動しているのは間違いない。
 主な主張としては
著作権者団体 「最近補償金減ってるし、もっと補償金くれなきゃイヤだい!イヤだい! 地デジはまともに録画させないけど、補償金はもらいますwフヒヒwサーセンw」
JEITA 「コピーワンスなんてしやがるから、レコーダーが売れねぇ!補償金なんて撤廃だ!」
 JEITAとしてはレコーダーを売るのが第一なので、実際は補償金はそれほど重要でもない。ようは地デジの録画制限を止めさせるために、補償金の話題を持ち出したわけだ。ただこの意見はそれほど的を外した意見でもなく、それなりに理にかなった意見だとは思う。
 補償金は2000年をピークに減っているわけだけど、ある意味当たり前だったりする。録音に関してはCDの売り上げが減って着うたとかが伸びてるんだから、補償金は当然減る。着うたはとにかく不便な仕組みで購入した携帯でしか使えないから、逆に補償金が絡む余地はない。
 録画は自分たちでコピーワンスとか導入してるんだから、当然減る。この減って当たり前のものを何か違うもので代替しようとしているのが、現在の著作権者団体のメインの活動である。・・・自分達の行動の結果で減ったものの代替を求めるとか・・・。
 一番すごいのはパソコンに課金しようという意見を出していることだろうか。一体どれだけの法人向けモデルとかがあるんでしょうねぇ。確実に補償金とは無関係のものからも補償金を頂こうという、その根性がすばらしい。
 ちなみに補償金制度だけど、うまく回ってると思われるのがレンタルショップ。レンタルしての録音は著作権者が分かっていながら、見逃している仕組みである。レンタルショップへの売り上げを考えると、レンタルを禁止するわけにもいかない事情があるにせよ、利用者が利益を享受しているのも事実である。その対価としての補償金という制度は共存共栄できるものだ。
 JEITAにしろ、著作権者団体にしろ、自分達の利益にそって意見を出している。しかし意見を見ると、どう贔屓目に見ても著作権者団体の言ってることって欲望丸出しなんだよね。なにしろ言ってることが
「補償金減ってるから増やせ!」
「録音録画は制限するよ!」
「でも補償金は絶対もらうよ!」
これでは他の人は誰も納得できないよな〜。これと比べるとJEITAの意見の方が余程納得できるものだ。
 なにやら中央省庁間の争い(著作権者団体サイドの文科省、JEITAサイドの経産省)にまで、発展してその結果ダビング10の7月導入が決定したようだ。はてさて、これから先どんな結末が待つことやら。
 厳密に言うと、ポータブルプレイヤーに課金をするという話になっている。まぁポータブルプレイヤー自体持っていないので、関係はないけれど、どうなんだろうね、これ。
 基本的に私的録音録画補償金制度は縮小の方向に向かうところを、なぜか拡大する案が今頃出てくるという。しかも著作権者はダビング10を盾にメーカーを説得するとかしないとか。そんなに録画させたくないのなら、録画不可にして補償金を廃止してみろよ、と思う。録画で著作権者が被害を出しているというくらいだから、是非ともやってもらいたい。
 断言してもよいが、著作権者の収入は確実に減る。まぁメーカーもレコーダーが売れないから困るだろう。消費者に関しては録画できないのは痛手なものの、出費は抑えられる。
 著作権者は不便な録画方法を押しつけて、補償金を得ようという実に虫の良い考えをしているように思える。建前と本音が違うのはありがちだけど、あまりにも度が過ぎているように感じるのだ。しかもこの補償金、クリエイターの助けになっているかと言えば、別に大して助けにもなっていない。
 技術の進歩は止まらないというのに、いつまでも前近代的な考えしかもてなければ、他に食われるだけだと思う。消費者には買わない自由があるということを、よく考えてもらいたいものだ。
 色々と楽しいことになっている、聖火リレーですが日本では長野で走るようですね。早速休校にする学校とか出てきているようです。
 ・・・長野、長野!
「運は天にあり。鎧は(ry」
「全軍突撃!」
待ちかまえるは三千人の聖火護衛軍。
この世紀の対決やいかに!


うん、まぁこんなことしか頭に浮かばないようではダメかもしれんね、俺。
 DiaryNoteはアクセス元も見られるので、見ているのですが最近ちらほら「リーディングカンパニー」で来られる方がいます。かなり昔のゲームなのですが、気になる人はいるんだな〜とか思ったり。
 最近は光ディスク戦争で東芝が敗北したわけですが、リーディングカンパニーはTOSHIMAさんとかいましたねぇ。てか、ビデオ戦争時に独自規格とか出してたの?という疑問はありますが、シナリオ2でとっとと消えてるあたりが、なんというか(笑)
 ちなみにリーディングカンパニー的には、規格戦争の決め手は「陣営の力」となっています。シナリオ2を見ると、Vector Hitashi Mibishi vs Pony AIDA Zanyo vs Nationacとなっています。・・・まぁ見ただけで、どこが勝つか分かるね、うん。
 現実世界ではBD陣営として、Sony 松下が手を組んでいます。そりゃ勝つよなーと感じてしまいますねぇw

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