サッカーワールドカップに興味がある人なら恐らく、覚えているのではないでしょうか。2010ワールドカップでのフランス代表の惨劇を。
 この本では、この惨劇に関わった人達を記者らしい視点から、書いてあります。残念ながら記者であるため、マスコミについての話はありませんでした。この本を読むと分かるのですが、レキップも思いっきり当事者なんですけどね。
 さて、内容については当然書きませんが、こう皆さん方の思惑というかなんというか、個人的には実に面白いと想いました。これを読んでいると、ついつい2006と2010の日本代表についても考えてしまいます。この本で書かれているフランス代表と比較してしまうんですよね。
 この本ではフランスサッカー協会等の人達についても書かれています。しかし、フランスサッカーのファンであっても、協会の会長とかの固有名詞を出されても、ピンとこない人が多いのではないでしょうか。私は誰一人として知らず、話自体は面白かったものの、最後まで固有名詞は覚えきれませんでした。
 ちなみに現在ユーロ2012が行われています。この本においても、2010後のフランス代表がどうなるのかという点で、ユーロ2012が重要視されています。今まさに旬の本であると言えるでしょうか。
 あの惨劇に興味のある方には、読んで損のない本だと思います。

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