なんとなくスペイン対オランダ

　まぁ予想外の結果ではありました。
　一言で言えば、オランダのカウンター炸裂と言ったところでしょうか。今期のヨーロッパサッカー自体がカウンターがトレンドとなっている感はあったのですが、きっちり嵌まりましたねぇ。
　リードされたチームが前掛かりになったところで、更にカウンターというありがちな展開ではあるので、スペイン崩壊とは思いません。ただし、カウンターで簡単に失点したディフェンスはやはり課題でしょうし、カシージャスの守備はかなり問題に見えました。前回大会ほど攻撃に迫力が無いことはある程度予想の範囲ではあったのですが、守備が今後どうなるかがスペインの分かれ目でしょうか。
　対してオランダ。ファンペルシー、ロッベンのコンディションは良いようで、カウンターがきっちり嵌まっておりました。オランダに関してはむしろ、攻めてこないチーム相手がどうなるか、が注目でしょうか。
　二位抜けはブラジル相手の可能性が高く、スペインがきつくなったことは事実だと思います。