さて、Kindle端末も発売され、日本の電子書籍も次のステップに移った感があります。各社から電子書籍リーダーが発売されているわけですが、それについて感想でも。
 性能比較はこちらがよくまとまっていると思うので、リンクを貼っておきます。
http://ebook.itmedia.co.jp/ebook/articles/1212/10/news019.html
 日本においては電子書籍販売が遅れていたこともあり、自炊から入った人も多いように思われます。となると、自炊書籍を読むことに適しているかどうかという観点からも、見てみたいと思います。
BookLive! Reader Lideo
Kindle Paperwhite 3G
PRS-G1 PRS-T2
kobo glo
 今回これらの端末が上げられているわけですが、この中で最も自炊を読むことに適しているように見えるのは、「kobo glo」でしょうか。解像度も高く、microSDも使え、対応ファイルも豊富です。
 次点で「PRS」シリーズでしょうか。Kindle PaperwhiteはAmazonの電子書籍を売るための端末であり、およそ自炊ユーザーを意識しているとは思われません。BookLive!は完全にコンテンツを売るためだけの端末です。
 とはいえ、いくら自炊ユーザーでも電子書籍コンテンツを全く買う気がないわけではないでしょう。となると、それぞれのストアの中身も考慮にいれることになります。
 ストアを考慮にいれるとkobo gloは論外です。品揃えが最も悪い上にrabooを一年で止めた実績もあり、およそ信頼がおけないストアです。最も将来的に安泰と思われるのは、やはりkindleでしょうか。現時点の品揃えはBookLive!が一歩抜け出しているようです。
 こうやって見ると、どれも一長一短あり、自分の重視する要素で決めるしかないようです。外国の会社であるAmazonはまだしも、日本のメーカーは、日本の自炊ユーザーを意識した端末を作っても良いのではないかと感じます。端末の決定版というようなものを作れば、まだコンテンツが充実していないAmazonに勝てる可能性もあるような気はするんですけどねぇ。

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