なんとなくダビング10
2008年6月19日 時事ニュース ・・・あぁそんな仕組みもあったよね。最近さんざん揉めていたようだけど、とりあえず7月導入になったようで。現在のコピーワンスと比べると、目くそ鼻くそくらいの差でしかないのだけど、著作権者団体とかいうものが、とにかく嫌がっていた。
おそらく現状で利用者にとって最も良いのが「コピーワンスで私的録音録画補償金(以下補償金)を撤廃」というものだろう。なにしろダビング10がゴミなので、補償金がなくなった方がマシと思われる。しかしJEITAからそんな案が出たわけでもないようなので、JEITAもあくまで自分たちの利益にそって行動しているのは間違いない。
主な主張としては
著作権者団体 「最近補償金減ってるし、もっと補償金くれなきゃイヤだい!イヤだい! 地デジはまともに録画させないけど、補償金はもらいますwフヒヒwサーセンw」
JEITA 「コピーワンスなんてしやがるから、レコーダーが売れねぇ!補償金なんて撤廃だ!」
JEITAとしてはレコーダーを売るのが第一なので、実際は補償金はそれほど重要でもない。ようは地デジの録画制限を止めさせるために、補償金の話題を持ち出したわけだ。ただこの意見はそれほど的を外した意見でもなく、それなりに理にかなった意見だとは思う。
補償金は2000年をピークに減っているわけだけど、ある意味当たり前だったりする。録音に関してはCDの売り上げが減って着うたとかが伸びてるんだから、補償金は当然減る。着うたはとにかく不便な仕組みで購入した携帯でしか使えないから、逆に補償金が絡む余地はない。
録画は自分たちでコピーワンスとか導入してるんだから、当然減る。この減って当たり前のものを何か違うもので代替しようとしているのが、現在の著作権者団体のメインの活動である。・・・自分達の行動の結果で減ったものの代替を求めるとか・・・。
一番すごいのはパソコンに課金しようという意見を出していることだろうか。一体どれだけの法人向けモデルとかがあるんでしょうねぇ。確実に補償金とは無関係のものからも補償金を頂こうという、その根性がすばらしい。
ちなみに補償金制度だけど、うまく回ってると思われるのがレンタルショップ。レンタルしての録音は著作権者が分かっていながら、見逃している仕組みである。レンタルショップへの売り上げを考えると、レンタルを禁止するわけにもいかない事情があるにせよ、利用者が利益を享受しているのも事実である。その対価としての補償金という制度は共存共栄できるものだ。
JEITAにしろ、著作権者団体にしろ、自分達の利益にそって意見を出している。しかし意見を見ると、どう贔屓目に見ても著作権者団体の言ってることって欲望丸出しなんだよね。なにしろ言ってることが
「補償金減ってるから増やせ!」
「録音録画は制限するよ!」
「でも補償金は絶対もらうよ!」
これでは他の人は誰も納得できないよな〜。これと比べるとJEITAの意見の方が余程納得できるものだ。
なにやら中央省庁間の争い(著作権者団体サイドの文科省、JEITAサイドの経産省)にまで、発展してその結果ダビング10の7月導入が決定したようだ。はてさて、これから先どんな結末が待つことやら。
おそらく現状で利用者にとって最も良いのが「コピーワンスで私的録音録画補償金(以下補償金)を撤廃」というものだろう。なにしろダビング10がゴミなので、補償金がなくなった方がマシと思われる。しかしJEITAからそんな案が出たわけでもないようなので、JEITAもあくまで自分たちの利益にそって行動しているのは間違いない。
主な主張としては
著作権者団体 「最近補償金減ってるし、もっと補償金くれなきゃイヤだい!イヤだい! 地デジはまともに録画させないけど、補償金はもらいますwフヒヒwサーセンw」
JEITA 「コピーワンスなんてしやがるから、レコーダーが売れねぇ!補償金なんて撤廃だ!」
JEITAとしてはレコーダーを売るのが第一なので、実際は補償金はそれほど重要でもない。ようは地デジの録画制限を止めさせるために、補償金の話題を持ち出したわけだ。ただこの意見はそれほど的を外した意見でもなく、それなりに理にかなった意見だとは思う。
補償金は2000年をピークに減っているわけだけど、ある意味当たり前だったりする。録音に関してはCDの売り上げが減って着うたとかが伸びてるんだから、補償金は当然減る。着うたはとにかく不便な仕組みで購入した携帯でしか使えないから、逆に補償金が絡む余地はない。
録画は自分たちでコピーワンスとか導入してるんだから、当然減る。この減って当たり前のものを何か違うもので代替しようとしているのが、現在の著作権者団体のメインの活動である。・・・自分達の行動の結果で減ったものの代替を求めるとか・・・。
一番すごいのはパソコンに課金しようという意見を出していることだろうか。一体どれだけの法人向けモデルとかがあるんでしょうねぇ。確実に補償金とは無関係のものからも補償金を頂こうという、その根性がすばらしい。
ちなみに補償金制度だけど、うまく回ってると思われるのがレンタルショップ。レンタルしての録音は著作権者が分かっていながら、見逃している仕組みである。レンタルショップへの売り上げを考えると、レンタルを禁止するわけにもいかない事情があるにせよ、利用者が利益を享受しているのも事実である。その対価としての補償金という制度は共存共栄できるものだ。
JEITAにしろ、著作権者団体にしろ、自分達の利益にそって意見を出している。しかし意見を見ると、どう贔屓目に見ても著作権者団体の言ってることって欲望丸出しなんだよね。なにしろ言ってることが
「補償金減ってるから増やせ!」
「録音録画は制限するよ!」
「でも補償金は絶対もらうよ!」
これでは他の人は誰も納得できないよな〜。これと比べるとJEITAの意見の方が余程納得できるものだ。
なにやら中央省庁間の争い(著作権者団体サイドの文科省、JEITAサイドの経産省)にまで、発展してその結果ダビング10の7月導入が決定したようだ。はてさて、これから先どんな結末が待つことやら。
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