なんとなくトロイ

　トロイ、単独で書くとウィルスを連想する気がするけど、今回はその元となったお話。
　今更ながら映画トロイをDVDで鑑賞。トロイヤ戦争と呼ばれ半分神話的な時代のお話だけど、実際にあった大戦争。トロイの木馬のエピソードは日本人にもおなじみのお話だ。
　しかし、細部の話となるともうさっぱり。ということでDVDでお勉強。
　・・・まぁ映画なんでかなり味付けはされてるよね、うん。主人公はアキレス。日本人にもアキレス腱で有名なあの人だ。で、アキレスとトロイの王子達を中心に物語りはすすむ。登場人物達は当時の有名人ばかりで勉強になるのですが、やってることといえば女をくどくとかそんなことばかり（笑）戦争の発端からしてトロイの馬鹿王子がスパルタの王妃をさらったことから始まる。この人ロードオブザリングで大活躍したレゴラスをやっていたけど、なんか今回はしょぼい（笑）で、我らがブラピ・・・じゃなくてアガメムノン王を中心とするギリシア連合が戦争をふっかけていく。
　史実では10年ががりの大戦争ですが、映画では一週間くらいで決着です、早いな〜（笑）でまあブラピ扮する英雄アキレスが悪態つきながら殺しまくり、女をくどき活躍するわけです。
　こうアメリカ映画とかみてると、やたらと家族愛とか恋愛を強調してるのは私の気のせいでしょうか。ぶっちゃけ「トロイ」という映画でそんなものはあまりいらないと思うのは、私の心が荒んでいるためなのか。
　んで有名なトロイの木馬によりトロイは陥落炎上することに。そのどさくさに紛れて敵国の王女をさらおうとしたアキレスは、トロイの馬鹿王子にアキレス腱を打ち抜かれ、ジエンド。
　・・・こうなんというか登場人物が好感の持てない人物ばかりっていうのも（笑）完璧超人に描かれていたトロイ第一王子ヘクトルはブラピの逆恨みで刺殺、馬引きの刑です。
　最後はまともな人物に描かれていた、オデュッセウスの独白で幕を閉じます。
　・・・まぁ興行収入は知りませんが、あまり日本人受けしない映画だったのではないでしょうか。
　最後にこれだけは言える、UCは買うな！