青い巨星墜つ!・・・いやこれではなんのことか良く分かりませんが(笑)
 フランス代表の愛称はレ・ブルーということで間違ってはいないと思うジダンの引退について。
 引退と言っても代表を引退するだけですが、フランス代表にとっては一時代の終焉を感じさせる話題ですね。
 ジダンと言えばいまさら説明不要の選手ですが、その才能は10年に1人の逸材だったと思います。フランスワールドカップ、続いて欧州選手権、この選手無くしてフランスの栄光は無かったと断言できます。
 今のフランス代表を見れば他にも一流選手はたくさんいるやん!と感じられるかも知れませんが、局面を打開できる選手はジダン1人だと思います。
 日韓ワールドカップにおいては、ジダンシステムとも呼べるフォーメーションでしたが、ジダンの負傷により機能せず予選敗退の憂き目に。今年のユーロではその反省を踏まえ、ジダン無くしても機能するフォーメーションに変えましたが、逆にチームとしての完成度は下がった感じでした。というのも、レアルでジダンが左サイドとして機能しているのは、ロベルト・カルロスの存在が大きいと思います。ジダンは左サイドに配置されても中でプレイしたがる選手です。レアルの場合、空いた左にロベカルが突進してきて、攻撃するのですが、フランス代表のリザラスでは正直迫力不足でした。
 ただ本来なら機能しなかったフォーメーションでもジダンがなんとかしてくれていたのですが、今回のユーロではイングランド戦でFKを決めたくらいで、後は輝きを見ることはできませんでした。この事実をもっとも痛感していたのはジダン本人だったのかも知れません。今まではジダンというスーパースターがフランスを勝たせていたのですが、それが出来なくなってしまったのです。
 ジダンが輝きを見せられなくなった以上、フランス代表の今後を考えるとジダン引退は妥当な判断でしょう。今まではジダンにおんぶにだっこだったフランス代表は、今後独り立ちしていくのです。 ある意味、フランス代表にとっての真のチームづくりが始まったと言えるのかもしれません。

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